相続手続代行サービスの相場を考えよう

相続が発生し、残された家族、親族だけで行うのは何かと大変な相続手続き、そんな時に頼れるのが相続手続き代行サービス提供事業者ですが、代行を依頼した場合の費用の相場はどのようなものでしょうか。
今回は代行サービスの費用についてみていきましょう。

相続手続代行業者について詳しくはこちら

相続手続き代行サービスに係るお金の種類

相続代行に係るお金は?
相続代行サービスを利用するのにかかるお金を考えるときに、大きく分けるとまず、自力で手続きを行っても同じだけかかるものと自力で手続きを完了させればかからないものに分けることができます。

自力で手続きを行ってもかかるお金

自力でもかかるお金=実費
相続代行業者に頼らずに完全に自力で相続を終えたとしても必ずかかるお金があります。
私たちはよく実費とよんでいます。

実費の種類
■相続手続きに必要な被相続人の戸籍や原戸籍、除籍を取得するために市役所などへ支払う費用
■相続人の印鑑証明書や住民票、戸籍を取得するために市役所などへ支払う費用
■不動産の評価額を確認するために固定資産税の評価証明書を取得に市役所等へ支払う費用
■不動産の登記情報を確認するために登記簿謄本を取得するのに法務局へ支払う費用
■残高証明書の発行などで金融機関へ支払う費用
■遠方の手続き機関などへの書類郵送費
■遠方の相続人への書類郵送にかかる郵送費
■法務局へ納める登録免許税
■不動産取得税(特定遺贈時)
■裁判所等へ納める費用
■相続税
■交通費など

この様な実費は自力で相続手続きを行った場合も代行に依頼した場合も同じだけ必要になります。
登録免許税や相続税などの税金関係を除けば、一つ一つは数百円くらいのものが多いですが相続人の人数や死亡した方の戸籍の状況によってはすべて集めると数万円になることも珍しくありません。

自力で手続きを行えばかからないお金

自力で行えばかからないお金=報酬
次に自力で相続手続きを終える事ができた場合には必要ないお金を見ていきましょう。
それがつまり代行サービスを利用した場合に専門家へ支払う報酬というお金になります。

報酬の種類
■遺産分割協議書などの書類作成費
■金融機関の相続手続きに関する代行報酬
■登記手続き代行報酬
■相続税申告の税理士報酬
■書類収集代行報酬

などの専門家報酬が自力で行えばかからないお金になります。
このほかにも金融機関の遺産整理業務や一部の代行業者では、専門家をまとめて相続手続き全体をコーディネートするための費用がかかります。
例えばA金融機関へ相続手続きの代行を依頼した場合は銀行への報酬100万円(コーディネート費用)とA銀行が用意した司法書士や税理士への専門家報酬が別途費用になるという形です。

相続代行専門家報酬の相場はあるのか

気になる相続手続き代行の相場
相続代行 相場
相続代行の業務は、個々の案件ごとに複雑さや難易度が全く異なるため単純に平均して相場を出すことができません。
ですが、そこが一番気になるところかと思いますのでここでは士業の資料をご紹介します。
ちなみに金融機関のコーディネート費用の相場は最低、大体108万円からです。

行政書士の書類作成報酬

行政書士の遺産分割協議書などの書類作成報酬は?
日本行政書士会連合会が発表している平成27年版の報酬額統計によると、行政書士の遺産分割協議書作成の費用のデータは以下のようなものです。
回答者596人
遺産分割協議書の作成
報酬額:2万円未満 15.8%、4万円未満 27.2%、6万円未満 27.2%、8万円未満 7.4%、10万円未満 3.9%、20万円未満 15.6%、30万円未満 3.5%、30万円以上 0.6%。
最小値が3000円で最大値が81万円となっています。
同じく相続人及び相続財産の調査が2万円以上6万円未満の範囲で回答者381人中58.8%となっています。
遺言がある場合の相続手続きを行う遺言執行業では50万円以上というのが回答者121人中24%で最大値となっています。

司法書士の登記報酬

相続登記の報酬相場は
司法書士も行政書士も法律により報酬額きめられていた時期がありましたが、現在は完全に自由化されています。
よく言われている相場が土地・建物で一管轄当たり10万円くらいと言われていますが当然事務所の方針によって違います。

税理士の報酬

相続税申告の報酬相場は
税理士も自由報酬となっていますが当時の報酬規程は以下のようなものです。
1. 税務代理報酬(税務書類の作成報酬は、別に受ける。)
  基本報酬           100,000円
  〔遺産の総額〕 
     5,000万円未満      200,000円
     7,000万円未満      350,000円
       1億円未満      600,000円
       3億円未満      850,000円
       5億円未満     1,100,000円
       7億円未満     1,350,000円
       10億円未満     1,700,000円
       10億円以上     1,800,000円
  10億円以上1億円増すごとに、10万円を加算
  〔加算報酬〕
(1) 遺産の総額に係る報酬額については、共同相続人(受遺者を含む。)1人増すごとに10%相当額を加算する。
(2) 当該事案について、財産の評価等の事務が著しく複雑なときは、基本報酬額を除き、100%相当額を限度として加算することができる。

遺産総額が1億2千万円、相続人が3名の場いいですと基本報酬は85万円+10万円それに加えて+相続人3名分の10%加算で255000円これで1205000円となります。
しかしながら現在の自由報酬の基ではこの規定当時よりも価格は安く抑えているところが多いようです。

相続手続き代行相場まとめ

代行相場のまとめ
いかがでしたでしょうか、報酬データだけをみても相場はないんだな~という事が終わりいただけるかと思います。
上記のデータは参考程度にご覧いただければと思いますが、後注意点としては、その事業者の報酬形態にも注意です。
報酬とプラスして日当やそのほかいろいろな費用が発生するところもあります。
業者選びの際は、まず見積もりを取得しその後の追加の有る無しをしっかり確認しておくことが大事です。

相続モールは見積もり無料事業者探しの際はぜひお声掛けくださいませ。
ありがとうございました。